
障がいの特性
■知的障がいとは
知的な機能の発達に遅れが生じ、生活上の適応に困難が生じる障害。(発生原因が不明な場合が多く、全体の80%)
・コミュニケーションが難しい
・柔軟に考え、物事に対処することが難しい
・学習機能を身につけることが難しい
・行動のコントロールが難しい
・身の回りのことの自立に時間がかかる
■発達障害とは
ADHD(注意欠如・多動性障害)・課題に集中できない ・感情や行動のコントロールが苦手
・忘れ物や不注意が多い
自閉症スペクトラム障害(ASD)
・周囲とのコミュニケーションが苦手
・こだわりが強く、変化が苦手
・感覚過敏 または 感覚鈍麻
学習障害(LD)
・書く・読むことが苦手
・算数が苦手

決めつけ・押しつけはなぜ起こる?
知的障がいの方は、自分の意思を伝えるのが苦手です。
言語でのコミュニケーションが難しい方もいます。
そんな時、私たちはその人が「どうしたらいいかわからない」ので「こうかもしれない」「きっとこうだろう」という見立て(仮設)をたてます。
見立てはあくまでも支援者の見立てです。
この大前提を忘れると「決めつけ」「押しつけ」が起こります。