認知症・初期集中

支援チームの

事業説明

講師:公益財団法人横浜市総合保健医療財団
横浜市総合保健医療センター 総合相談室
室長 精神保健福祉士

伊藤 美知代 氏

ヘルパー研修会及び勉強会 R.1.09開催

令和元年9月、精神保健福祉士の伊藤美知代氏をお招きし、「初期集中支援チームの事業説明」をテーマにヘルパー研修会及び勉強会を実施いたしました。認知症の方が書いている日記を見て驚きました。自分でもわからなくなってきている事をとても不安に思っているのは、この研修を受けるまで考えたこともありませんでした。
誰でも成り得る認知症は周囲の環境も含め、もっと深刻に考えた方が良いと思いましたが、実際には周囲に認知症の方がいないと考えにくいと思います。

横浜市の認知症高齢者数の推移(※久山町研究の認知症有病率を使用した場合) 2015年度 高齢者人口約87万人に対し、認知症高齢者人口は約14万人(約16%) 2025年度 高齢者人口約97万人に対し、認知症高齢者人口は約20万人(約21%)にも増加! 「若年性認知症」とは65歳未満で発症した認知症:働き盛りである事も多く進行が早い。 発症人口も少ないので家庭内で悩みを抱えがち。 ~~認知症とは~~
◆単なる老化ではありません
◆誰もがなる可能性がある脳の病気です
アルツハイマー型認知症(50~60%)
=特徴=
*進行はゆっくり・脳全体が委縮していくため、症状も様々・認知症の原因で1番多い
脳血管性認知症(20%)
=特徴=
損傷を受けた場所により症状が異なる・突然発症するタイプと徐々に進行するタイプがある
レビー小体型認知症(20%)
=特徴=
幻視・歩行障害や体の震えなど・症状の変動が大きい
前頭側頭型認知症
=特徴=
発症年齢が若い経口にある(抑制がきかない)。その場にそぐわない行動をとる場合がある
「物忘れの違い」
老化による「もの忘れ」⇒体験の一部を忘れるがヒントがあると思い出したりする。時間や場所などは認識でき、日常生活に支障がない
認知症による「もの忘れ」⇒体験全体を忘れてしまう。新しい出来事は記憶できない。日常生活に支障あり。

~~~認知症の本人の気持ちを考えて理解しよう~~~
「認知症の方々は何もわからない」というわけではありません。ご本人も不安を抱えているはずです
~~~認知症の人との接し方~~~
● さりげなく様子を見守る
● 自然な笑顔で余裕を持って
● 声かけはできるだけ1人で(大勢で囲まない)
● 相手の視野に入ってから声を掛ける(後ろからの声かけや唐突な声かけはダメ)
● 相手と目線を合わせて優しい口調(おだやかにゆっくり、はっきり話す)
● せかしたりせず相手の言葉をよく聞く

いつまでも安心して生活するために・・・
☆横浜市では認知症初期集中支援チームがあります。☆
・認知症が心配で受診させたいが、本人が嫌がって困っている。
・症状が強く、どのように対応したらいいかわからないなど・・・
看護師、精神保健衛生士、認知症の専門医等認知症の専門知識をもつ専門職で構成されたチームです。

港北区では「横浜市総合保健医療センター」(新横浜)に設置されています。地域包括支援センター及び福祉保健センター高齢・障害支援課が相談窓口となりチームと連携して支援を行います。

『抱え込まず相談しましょう』